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なでしこと言えば、今なら女子サッカー日本代表と誰からも認知されるようになりました。オリンピックイヤーである今年はロンドンでの活躍を願ってやみません。ところで、なでしこの花ってどんなだっけ。と思われる人って少なくないと思います。なでしこの代表は「かわらなでしこ」。やまとなでしこもこの花のことを差します。線香花火のような放射線状の花びらとすみれ色がかったピンクがとても繊細なイメージを醸し出しています。今回のランディングネットは九州のお客様がお買い上げ。白木のフレームになでしこ色の網。やさしい雰囲気がエノハに合いそうです。
ところで、なでしこがあるなら、当然サムライブルーもあります。そりゃもう、我らがサッカー日本代表カラーを網の色から外すわけありません。下の写真がサムライブルーです。でも今年からネイビーに変えやがった。そもそも代表のカラーリングは変えないのが普通。ブラジルならカナリアイエロー。イタリアなら空色のアズーリ。どの国もデザインは変えてもイメージカラーは大きく変えません。我らが日本代表もイメージカラーを固定してくれ。まっ、網の色にネイビーあるからいいんですけどね。そろそろイメージカラーを固定してくれ〜。他の国は違う年のユニ着ても色は一緒だから観客席のサポーターは統一された色になるのに、日本だけだよ、青のだんだら模様みたいになるのは。
ST series. straight grip model / ref.MWTDP Mサイズ
グリップ とち虎杢
フレーム バーズアイメープル、とち、ウォールナット
内張り シカモア縮み
ネットカラー なでしこ
ランディングネットをお買い上げ頂いたお客様から、かわいい写真が送られてきました。ロシアンブルーのハルちゃん。届いたばっかりのランディングネットに興味津々。まだ魚の匂いはついてないのに、魚に関係あるものと判っているの?。よく見れば、網の色とハルちゃんの毛並みの色おんなじ。それを考慮してのネットカラーの指定でした?。おまけににゃんこの名前、私と同じだ〜。
写真掲載は了承を得ています。
グレーと言う色は結構難しくて、特に明るい色のグレーはほんのちょっとの色味違いで安っぽくみえてしまいます。安っぽくなく且つ、品のあるグレーを出すのにかなり苦労しましたけど、頭の中でイメージした色合いを出せました。工房でランディングネットを出した時からグレー(銀鼠)は載せていましたが、当初は少し色味が違い、一時色見本から外して何度も何度も色出しの試行錯誤をしてようやく納得の色出しに成功。蛍光灯下だと蛍光灯の影響を受けてもう少し青みがかった色に見えますけど、自然光では写真にあるイメージ通りのライトグレーです。
ランディングネットのフレームは新しくデザインしたカーブグリップモデル。和のティストを意識したモデルです。フレームに使ってあるのはシルキーウッド。正しくはシルキーオーク。オーストラリア産の樹木で、レースウッドの通り名のほうで知られていますね。シルキーオークは蛇の目模様のシルバーグレイン(虎斑:トラフ)が結構きつくて、くどく見えることもあるんですが、今回のものは、程よいバランスで木味もあっさりした色合い。太陽光下で玉杢のようにキラキラ光って綺麗です。
ST series Curved grip / ref.MWCVD Mサイズ
グリップ:とち虎杢
フレーム:シルキーウッド(シルキーオーク)、とち、ウォールナット
内張り:タイガーメープル
ネットカラー:銀鼠
弦楽器、特に擦弦楽器をたしなむ方にはシカモアと言う木種は馴染みが深いと思います。摺楽器に使われていて、オレンジがかったバイオリンニスで丁寧に塗装された、虎模様の杢が浮き出るボディは溜め息が出るくらい美しいです。栃が枯渇状態で程よい良材がなかなか出てくれない。そんな中、手に入れたのがシカモアの縮み。もし栃の縮みとシカモアの縮みが並んでいたらどっちがどっち?となる位似ています。栃の杢が異常に立体的に見えるのは、全体にリップルといわれるさざ波紋が入っているせいで、肉眼でよ〜く見れば、木肌一面に縮緬状の微細なちぢれがぎっしり出ています。
そしてシカモアにもこのリップルがあり、栃同様、絹のような光沢となまめかしさを醸し出しています。当初、栃の代用と考えていたんですが、その美しさに、代用なんてぇ考え方はシカモア様に失礼極まりない(まぁ、結局代用として使っちゃってるわけなんですけど)。美白度も栃のスーパーホワイトと変わらず、栃が博多人形なら、シカモアはマイセンてな感じですか。ちなみにレア度ははっきり言ってシカモア縮みが圧倒的。まぁ〜ほんと、良く手に入ったもんです。
ST series curved grip ref.CVDP Mサイズ
グリップ:花梨バール
フレーム:花梨タイガー、栃、シャム柿
内張り:シカモア縮み
ネットカラー:エクリュ(練色)
偶然、春色のネット3色。アパレルに従事されている方なら、ベージュ、グレー、ピンクはスプリングカラー、特に早春の定番カラーになっているのは言わずもがな。濃い色目の冬服から、早春はスモーキーな淡い色合い、そして春本番はパステルカラー。シーズン毎に打ち出されるトレンドの色目は違っても基本色は変わりません。ショーウィンドウにコーディネートされた服の色合いを見て季節の移ろいを感じます。やっぱ、色って大切です。
網のほうは出来てるんですけどね〜、肝心のフレームの塗装がまだ終わらない。ランディングネットの出来上がり、首を長くしてお待ちいただいていると思いますが、もう少しだけ待っててくださいまし。
◇網の色目:左から、練色 銀鼠 なでしこ
遅まきながら、明けましておめでとうございます。
新年を迎えて、ブログも新しくしてみました。前はホームページと同じデザインで統一してたんですが、ブログはシンプルなほうがやっぱ良いですね。前々からベージュ系でまとめたものを作ってみたかったから丁度いい機会でした。ついでに、本文のFontも「メイリオ」で表示するようにしました。Win VistaやWin 7を使われている方にはおなじみの「メイリオ」。XPではその恩恵にあやかれないと思っていたら、マイクロソフトでXP用メイリオフォントのパッケージがインストール出来るんですね。昨年、ブログのレイアウトをしてるとき、メイリオについて検索してたら見つけました。
早速、インストールしてローカルに保存してあるホームページをメイリオで表示出来るように書き換えて見てみました。文字のギザギザが無くなって確かに見やすいです。でもそのせいで同じ大きさの文字の「MS Pゴシック」と比べると幾分大きめで横に平べったい感じ。なので、MS Pゴシックでレイアウトしたホームページをメイリオに変えると、逆に見づらくなったり、横巾の狭いメニューの部分は、一行で収まらなくなる可能性もあります。文字デザインは好き嫌いが分かれるかも。
メイリオが入ってないとメイリオで見られないのでキャプチャー画像の見本
(新しい窓で表示する場合は「shift」キーを押しながらクリックして下さい)
◇MS Pゴシックでの表示見本(キャプチャー画像)
◇メイリオでの表示見本(キャプチャー画像)
※キャプチャー画像は同じ大きさでトリミングしてあります。メイリオのほうが文字が大きくなった分、1行の文字数と改行のスペースが変わるので、全体のバランスを変えたほうが良いですね。それと、二重丸はMS Pゴシックは普通に表示されるけどメイリオはかっこ悪い。
ホームページはMS Pゴシックでレイアウトしている為、今回メイリオは見送り。ブログも右側のメニュー部はやめて本文のみメイリオで表示出来るように変えてみました。おかげで、以前よりブログ全体の横幅が大きくなっちゃいましたけど、800×600のモニターでもギリ見えます(横スクロールバーは出ちゃいます)。
◇マイクロソフトXP用メイリオフォント・パッケージのダウンロード
※ダウンロードする際、正規のWinかどうか検証されます。プログラムの更新がきちっと行なわれていれば問題ありません(XPだとサービスパック3がインストールされて、その後の更新がされていればOK。サービスパック1や2止まりだとインストール出来ないかもしれないです)。
※インストール後、文字表示の変更をしないとメイリオが綺麗に表示されません。文字表示の変更は、XP立ち上げ後、モニター画面を右クリックでプロパティを表示(デスクトップの壁紙変更などで使う奴)。「プロパティ」タブの「デザイン」を表示。「効果」ボタンをクリック。「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」を「標準」から「Clear type」に変更。で、OK。「Clear type」にすると、Fire FoxやGoogle Chromeでも欧文フォントが滑らかに表示されます。