ランディングネットのラインナップに新しいデザインのカーブモデルを追加しました。現行モデルより横幅を狭くし、グリップの取り付け角度を少し浅くしました。以前に尺ネットのカーブモデルを作り、さらに大きいサイズ(内径40cm)のカーブモデルを追加しようと考えていたんですが、現在のカーブモデルでは丸みが強調され、尺ネットクラスならシャープさは残るものの、それ以上のサイズになるとズングリムックリした印象になりそうなため、結局延ばし延ばしにしていました。
今シーズンも終わりかけの頃、延ばし延ばしにしていた大きいサイズ用のカーブモデルの図面がようやく完成(私の場合、総てフリーハンドで図面を書いているので、大きさごとの比率計算とか結構メンドイ〜)。巾を狭くした事で、全体にシャープさが出て、おまけに、非対称枠ならではの、負荷バランスも軽減されましたから、デッカイ魚を取り込んでも安心できそうです。
新しいデザインは大きい用(内径:30cm、35cm、40cm)ですが、ついでなので渓流サイズからラインナップしてあります。写真は尺ネット(内径:30cm)で、35cm、40cmも近日サンプルを作ります。渓流サイズ(内径:24cm、26cm)は以前のモデルも残しますから、カーブモデルは2種類になります(尺ネットシリーズのカーブモデルは、この新しいデザインになります)。渓流サイズは、よりシャープさが増して、ヤマメに合いそうな予感がします。
来シーズン用に藤巻きグリップのセミカーブ渓流サイズネットを製作中なんだけど、新しいカーブモデルも使ってみたい気が(ヤマメ・リスペクト・フライマンなので材料考えて作ってみるかなぁ)。あ、セミカーブのグリップもデザイン、リニュアルしました(もしかしたらセミカーブも新しいグリップデザイン追加するかもしれません)。
それから、ストレートモデルも新しいグリップデザインを追加します(こちらも近日サンプル完成。現在のショートグリップの他に、もう少し長いグリップと非対称グリップを追加予定です。ただし、非対称グリップは出来上がったものを見ないと、ちょい微妙〜な感じです)。ランディングネットのシリーズが久々に、大幅なリニュアル。一体どうしたんだ、こんなにやる気になっっちゃって。
上:現行モデル(内径:24cmの渓流サイズ)。下:新しいカーブモデル(内径:30cm)
左:現行モデル(内径:24cm)。右:新しいカーブモデル(内径:30cm)