News form Factory haru. things Japan national football team, and things fly fishing sometimes.

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Feel so good vol.2

籐巻きグリップ仕様のグラスロッドシリーズ「Amber Fish」。これはtype S。グリップはまだまだ塗装途中ですが、この組み合わせはやっぱ良いです。グリップが完成して琥珀色になったらさぞ美しい竿になることでしょう。ちなみにこの竿はお客様からのオーダー品(有難うございます)。サンプル作るつもりでしたが、先にオーダーが入りました。オプションのメノウガイドを付けて、リールシートはニッケルシルバーのギャリソンタイプで、クラシックな出で立ちになります。ウッドスペーサーは花梨バールですから、竿とグリップの相性もとても良いです。

type Mはトルクがありパワフル。上級キャスターなら20ヤードオーバーも楽にこなしてくれるパワーを持っています。近距離では少しコツが入りますが、普通にループが作れる方でしたら、問題なく使っていただけます。ふいに現れる大淵でライズする大物岩魚を狙う時なんか、この竿の性能がフルに活躍してくれそう。基本はミドルレンジ寄りの釣りが好きな方にお奨めですね。

一方、type Sはグラス特有のしなやかさで、近距離から楽に曲がってくれますから、ショートからミドルレンジの釣りがメインになる通常の渓流では一番使いやすいと思います。この竿で尺岩魚がかかったら、それはもうたまんないですよ。半透明のダークアンバーのブランクがとても綺麗で、ショートレンジが多い一般渓流・山岳渓流で釣りをされるならtype Sをお奨めします。

グラスロッドって、グラファイトが登場して過去の遺物のような扱いを受けてますが、実はかなり実践的な竿なんです。ブランクは丈夫だし、コントロール(ロッドの方向性能)も意外と良い。それにトルクがあるから、ループが重く(変な言い方ですが)スローラインでもグイグイラインを運んでくれます。反面、魚がかかるとしなやかさのお陰で、ヤマメの鋭い反転やローリングにもティップがはねることなく竿が追従してくれます。

それともう一つ、ブランクカラーが綺麗な事。グラファイトでグリーンとかブラウンとかの塗装をしても、透けることはありません(塗装は透けてもブランクは透けませんから)。でもグラスは半透明に出来るから、ブランクとラッピングが凄く綺麗に仕上がってくれます。バンブーロッドもストローカラーだからラッピングが映えます。これだけはグラファイトには真似できません。けっして懐古主義ではないグラスロッド。楽しみの巾がまた一つ増えてくれそうです。

 


上:半透明のダークアンバーブランクが美しいtype S。グリップが完成して琥珀色になったら、さぞ綺麗な組み合わせになることでしょう。ほ、欲しい〜、自分用に。
下:ニッケルシルバーのギャリソンタイプのリールシートとオレンジの縞模様が綺麗なアゲート(天然瑪瑙)ガイド。フレームはニッケルシルバー。ちなみに、スネークガイドはチタンコートの軽量ライトワイヤーという渋い組み合わせ(総てオプションになります)。


下の竿はtype M。グリップは八割がた完成。あと数回塗装すれば完成します。今くらいの季節は漆の乾きが良いので思ったよりはかどります。ハニーカラーのブランクと綺麗にマッチしてます。type Sとは違う個性で、これもまた良いんですよ。
16:37 | comments(6) | trackbacks(0)

Marvelous

フライロッドにかかせないコルクリング。しかしここ数年コルクの木の減少でグレードの良いコルクが本当に少なくなりました。20年前なら今ではお目にかかれない素晴しいコルクリングがゴロゴロあったのに、今ではほぼ幻状態です。

一応、コルクのグレード分けの目安としてA(もしくはスター)表示されています。これも5A・4A・3Aと表示している所もあれば、AAA・AA・Aと表示している所もあります。また5A・Florなどと表示されて、とてもややこしいのですが、どちらにしても5Aクラスのコルクは相当品薄で、また以前と比べると品質が落ちているのに価格が高騰しているのが実情。

そんな中、久し振りにクオリティの高いコルクリングが手に入りました。下の写真のグリップはこの業者さんでは4Aグレードのものですが、コルク密度、巣(穴)の少なさ、どれをとってもほぼ5Aと言って過言でないレベルのものです。ハイグレードのコルクは密度の高さにより、握った時に吸い付くような感触が特徴で、コルク痩せも軽減されます。

コルクリングをくっつけて、整形する時の心地よさはグレードの高い証です。密度がどれも均一なので、削っても変にガタツクことなく綺麗なフラットに削れていきます。ちなみにここの5Aは流石に品薄で、ブランク組んでもらうかな〜とか、グリップ交換してもらいたいな〜と思っているお方は、よろしければご検討下さい。価格は少し高めですが、品質を見れば十二分にご満足していただけると思います(ここの4Aでも十分ご満足していただけます)。

ちなみに、
従来の4Aも入手可能なので、お問い合わせいただいたら、以下のランクでご案内します。(アトリエの問い合わせフォームから問い合わせ下さい)

4A(従来のもの)
4A+(新しい所からの4Aグレード)
5A(新しい所からの5Aグレード)





クオリティの良いコルクはやっぱり綺麗ですね〜。こちらはグリップとリールシート交換を依頼されたものです。リールシートはベリンジャーULTB660。ニッケルシルバー金具、スペーサーはメープルバール・スタビライズド(溶剤含浸で防水処理されたもの)。
00:07 | comments(0) | trackbacks(0)

技術があるということ

 日本代表と対戦した相手国の監督がよくこう言います。「日本の技術はすばらしい」。はたして日本代表(日本の)の技術はすばらしいんでしょうか。技術が単体で取り上げられているような気がするけど、それは間違いではないのでしょうか。

例えば、和菓子屋さんの命、あんこは毎日同じ味にしなければいけない。ところが雨の日もあれば、晴れの日もある。寒いときもあればむせるような暑い日もある。そんな中でもし同じことをやっていれば、味は毎日違ってくる。その日に合わせて微妙に総てを変えていって、毎日同じ味になるようにしなければいけない。毎日毎日同じことを繰り返すうちに見えてくる小さな違い。そしてまたそれをやり続ける。

世界のトップリーグを見て何時も感じます。彼らはコンディションにかかわらず、常に同じことをしています。雨の日も同じようにぴたっとボールを止めて見事なスルーパスを出す。風が強い日でも、正確にクロスを上げる。芝が荒れていても、果敢にドリブルしてDFを交わす。どんな時でもコンディションの良い時のようにプレーします。

日本代表はどうでしょうか。この間のウズベク戦。長い芝に悩まされてボールを転がせない。足を取られて転ぶ。最終試合のオーストラリア戦、ガタイの良い相手にチャージされていとも簡単にすっころぶ。あげく後半はバテバテでやられ放題。こんな代表のどこにすばらしい技術があるというのでしょう。

技術とはエラシコが出来るとか、マルセイユルーレットが出来る事ではないのです。それは単なる技であって、技術とは、一定以上のレベルをどんな時にも発揮できるということだと思うのです。それをやり続けるにはメンタルの維持。コンディションの維持。常にどうするのかを考える頭。より磨き上げようとする向上心。総てが伴ってようやく一定の力が発揮できるのです。

日本のスポーツでは、プロがあるものより、アマしかないものの方が、そういうことの意識が凄く高いし、特に下地作りの意識が凄く高い。彼らは無報酬(一応)で意識を高く持って続けている。それに対し、曲がりなりにも報酬を取っているプロ意識の低さ。ブンデスに行った長谷部がこう言っている。「日本に居る時より、数段ベーシックでハードなトレーニングを毎日行なっている。それに練習中に1度でもミスすれば、その日のスタメンから外される」。

憲剛よ、トップ下でど〜にもならないと思ったら(というかまるで意味不明の憲剛のトップ下)、自らボランチと替わって、FWとMFの配置替えを皆に提案してビルドアップし直そうよ。監督がそれに何か言ったら、中指おっ立てて無視してやれ。そのくらいの気概を見せてくれ。日本代表はノープランの監督と協会幹部に何時まで付き合うつもりなんですか。下克上叩きつけてやれ。そして代表のみなさん、まだ1年あるから、当り負けしない身体作りしようよ。きちっと止めて正確なパスを出す当たり前のことがどんな時にも出来るようにしようよ。それが出来たら必然的にメンタルも強くなるよ。
21:40 | comments(0) | trackbacks(0)

湖基準

 大物ゲッター用のランディングネット「尺ネットシリーズ」に新しく尺ネット特大が加わりました。内径が40cm×26cm。湖や本流で50cmオーバーを狙う方にはもってこいのサイズ。これなら60cmクラスの魚でも安心して取り込めます。

フレーム強度に不安のないよう、4層+内張りで、厚みのあるフレームをサンドしてあります。でもね〜、大きいネットですから、作るのに手間かかります(めんどくさがりの私にとって)。それでも、サンプルを作ってみると、やはり、その存在感とフレームにしろ、グリップにしろ面積が大きくなるので、杢がとても綺麗に出てくれ、思わず「カッコイイ〜」。ちなみに、特大のカーブモデルもラインナップに加える予定です(もう少し先になりそう)。


左:尺ネット(内径30cm×20cm)。右:尺ネット特大(内径40cm×26cm)
06:46 | comments(0) | trackbacks(0)

露呈

 やたら番宣をはりまくり、その上、視聴率が落ちるゴールデンウィークを外してまで始まった木村拓也主演の「Mr.Brain」。一応、第一話は途中まで見た。しかしお粗末な脚本(本当にひどい脚本)と金をかけた割りに陳腐なセットもさることながら、木村拓也の大根っぷりが見事に露呈して小学生の学芸会以下のレベル。

本日は第3話目、ヤフーテレビの見たい人数は、327人。テレ東の「土曜スペシャル:にっぽんの川紀行」は13106人。圧倒的な差をつけられている。「Mr.Brain」の視聴率は20%を越えているみたいだが、ドラマ掲示板では何処もボロクソ。やっとみんな気づいたみたいですね、木村拓也が大根役者だと。

私は木村拓也は嫌いではない。むしろ大好きだ。だから逆に彼の中途半端な位置づけが気に食わない。芸能人には必ず根っこの部分がある。ビートたけしにしろ、志村ケンにしろ、今でもちゃんとお笑いの部分は守り続けている。ところが木村拓也(SMAP)にはそれがない。彼らは歌手なのか役者なのか、なんなのか定まらない。役者が根っこで歌を歌うのも良い。歌手が根っこで役者をやるのも良い。どちらも確固たる部分があるから。

もし今後も役者をやって行きたいのなら、根っこを役者にするべきだ。そして真剣に勉強して欲しい。何故、木村拓也の演技が軽いのか、発する言葉が軽いのか。アドリブはいらない。木村拓也の思いつきも要らない。かつて、チャールズ・ブロンソンが役者についてこう言っていた。「ここでこういう演技をしてくれなんて言わなくていいし、私の考えも聞かなくていい。ここから何歩あるいて振り向け、それだけで良い」。
20:19 | comments(0) | trackbacks(0)
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